ブルース・ウィリス主演のアクション映画の金字塔、「ダイ・ハード」シリーズ。
全5作品は、ジョン・マクレーン刑事の「いつも間違った時に間違った場所にいる」不運な活躍を描き、1988年の初作から2013年までファンを魅了し続けました。
このブログでは、シリーズを最大限楽しむための鑑賞順序ランキングを、クチコミレビューや各作品の魅力とともに徹底ガイド！初めて観る方も、久々に再鑑賞したい方も必見です。
「ダイ・ハード」シリーズの基本情報と鑑賞順序の選び方
「ダイ・ハード」シリーズは、公開順＝時系列順で物語が進行します。
そのため、基本的には公開順（1→2→3→4→5）で鑑賞するのがおすすめです。
ただし、作品ごとのクオリティやストーリーの繋がり、ファンからの評価を考慮すると、特定の順番や優先度で楽しむ方法もあります。
以下では、各作品を「初心者向けの満足度」と「シリーズ全体の繋がりを意識した重要度」を基にランキング形式で紹介。クチコミレビューを交え、なぜその順番がおすすめかを詳しく解説します。
各作品のあらすじや見どころも添えるので、ネタバレを避けたい方は注意してください（軽度のネタバレあり）。
1位：『ダイ・ハード』（1988年） ★★★★★
- 公開日: 1989年2月4日（日本）
- 上映時間: 133分
- 監督: ジョン・マクティアナン
- 主なキャスト: ブルース・ウィリス（ジョン・マクレーン）、アラン・リックマン（ハンス・グルーバー）、ボニー・ベデリア（ホリー・マクレーン）
- 舞台: ロサンゼルスのナカトミ・プラザ（高層ビル）
- あらすじ: クリスマス・イブに、ニューヨーク市警のジョン・マクレーンは別居中の妻ホリーに会うため、彼女が働く日系企業ナカトミ社の高層ビルを訪れる。しかし、ドイツ人テロリストのハンス・グルーバー率いる武装集団がビルを占拠。マクレーンはたった一人でテロリストに立ち向かう。
- 見どころ:
- ブルース・ウィリスを一躍スターダムに押し上げた記念碑的作品。
- 高層ビルという閉鎖空間を最大限に活かした緊張感溢れるアクション。
- アラン・リックマンの映画デビュー作にして、冷酷かつ知的な悪役ハンスが圧倒的な存在感。
- 「Yippie-Ki-Yay, Motherfucker!」の名セリフ誕生。
- クチコミレビュー:
- 「コンプライアンスなんて無視の野蛮なエンターテイメント！マクレーンのアウトローぶりが最高！」（Filmarks ★★★★3.9点、レビュー数63,463件）
- 「アクション映画の教科書。無駄なシーンが一つもなく、2時間以上があっという間！」（映画.com）
- 「今観ても色褪せない。ハンスとの頭脳戦と肉弾戦のバランスが完璧」（Xユーザー）
- なぜ1位？: シリーズの原点であり、アクション映画の常識を覆した傑作。マクレーンの人間らしい弱さ（靴を履かず足を怪我するなど）やユーモアが全作の基調を決めます。初心者は絶対にここからスタートすべき！
鑑賞のポイント: クリスマス映画としても楽しめるので、12月に観ると雰囲気倍増。シリーズのトーンを理解するために、まずこの作品でマクレーンのキャラクターを掴んでください。
2位：『ダイ・ハード3』（1995年） ★★★★☆
- 公開日: 1995年7月1日（日本）
- 上映時間: 128分
- 監督: ジョン・マクティアナン
- 主なキャスト: ブルース・ウィリス、ジェレミー・アイアンズ（サイモン）、サミュエル・L・ジャクソン（ゼウス・カーバー）
- 舞台: ニューヨーク市全体
- あらすじ: ニューヨークのデパートが爆破され、「サイモン」と名乗るテロリストがマクレーンに謎解きゲームを強制。街中を駆け回りながら、電気店店員のゼウスと渋々タッグを組み、サイモンの真の目的―連邦準備銀行の金塊強奪―を阻止しようとする。
- 見どころ:
- 初作の監督マクティアナンが復帰し、シリーズ最高のバディ映画に。
- マクレーンとゼウスの掛け合いがユーモアと緊張感を両立。
- ニューヨークをフル活用したダイナミックなアクション（タクシーシーンや地下鉄爆破など）。
- ジェレミー・アイアンズの知的な悪役がハンスに匹敵。
- クチコミレビュー:
- 「マクレーンとゼウスのバディが最高！ゼウスのツッコミがキレッキレ」（Filmarks ★★★★3.7点、レビュー数34,748件）
- 「なぞなぞやトリックが面白い。アクションだけでなく頭も使う展開が良い」（映画.com）
- 「1作目と並ぶ名作。サミュエル・L・ジャクソンの存在感がすごい！」（Xユーザー）
- なぜ2位？: 1作目の閉鎖空間から一転、広大なニューヨークを舞台にスケールアップ。マクレーンの私生活（妻との関係悪化）も描かれ、シリーズの深みが増す。2作目を飛ばしても楽しめるが、1作目でキャラを理解してから観るとよりGood。
鑑賞のポイント: 1作目の「孤軍奮闘」から「バディもの」への変化を楽しむ。ゼウスの視点でマクレーンの無茶ぶりにツッコミながら観ると笑える！
3位：『ダイ・ハード2』（1990年） ★★★★☆
- 公開日: 1990年10月6日（日本）
- 上映時間: 124分
- 監督: レニー・ハーリン
- 主なキャスト: ブルース・ウィリス、ボニー・ベデリア、ウィリアム・サドラー（スチュアート大佐）
- 舞台: ワシントンD.C.のダレス国際空港
- あらすじ: クリスマス・イブ、またもマクレーンは妻ホリーの到着を待つ空港でトラブルに巻き込まれる。元軍人のテロリスト集団が空港を占拠し、麻薬王の護送機を着陸させるため管制システムをハック。マクレーンは雪の空港で戦う。
- 見どころ:
- 1作目の「クリスマス・イブの不運」を継承しつつ、空港という新舞台が新鮮。
- 雪の中の戦闘や飛行機爆破など、派手なアクションが満載。
- マクレーンの「また俺かよ！」な愚痴がシリーズの定番に。
- クチコミレビュー:
- 「1作目ほどじゃないけど、空港の閉鎖感とアクションは十分面白い」（Filmarks ★★★3.5点）
- 「クリスマスにまたトラブルって、マクレーン呪われてんのかw」（Xユーザー）
- 「2は安定の続編。派手さが増して純粋に楽しめる」（映画.com）
- なぜ3位？: 1作目の完璧さに比べるとストーリーの意外性がやや薄いが、アクションのスケールは向上。シリーズの「マクレーンの不運」パターンを確立した重要作。初心者には1・3の後に観ると満足度が高い。
鑑賞のポイント: 1作目との共通点（クリスマス、妻ホリーの危機）に注目。空港の閉鎖感は1作目のビルに似ているので、比較しながら観ると面白い。
4位：『ダイ・ハード4.0』（2007年） ★★★☆☆
- 公開日: 2007年6月29日（日本）
- 上映時間: 129分
- 監督: レン・ワイズマン
- 主なキャスト: ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング（マット・ファレル）、ティモシー・オリファント（トーマス・ガブリエル）
- 舞台: アメリカ東海岸（主にワシントンD.C.）
- あらすじ: 独立記念日に、サイバーテロリストがアメリカのインフラをハッキング。マクレーンは護送中のハッカー、マット・ファレルを守りながら、テロ集団に挑む。アナタタ機器に疎いマクレーンがデジタル社会で奮闘！
- 見どころ:
- 12年ぶりのシリーズ復活で、現代的なサイバーテロがテーマ。
- マクレーンと若者マットの凸凹コンビが新鮮。
- 戦闘機とのチェイスなど、シリーズ最大級のアクション。
- クチコミレビュー:
- 「アナログおっさんマクレーンがハッキング相手に戦うのが笑える」（映画.com）
- 「アクションは派手だけど、1～3ほどの緊張感は薄いかな」（Filmarks ★★★3.3点）
- 「戦闘機シーンは迫力満点！でも敵がちょっと弱い」（Xユーザー）
- なぜ4位？: アクションの派手さはピカイチだが、敵の魅力やストーリーの深みが1～3に劣る。マクレーンの「時代遅れ感」がユーモアになるので、シリーズの変化を楽しみたい人向け。
鑑賞のポイント: マクレーンのアナログさが際立つ現代設定に注目。1～3で彼のキャラを好きになった後に観ると、ギャップが楽しい。
5位：『ダイ・ハード/ラスト・デイ』（2013年） ★★☆☆☆
- 公開日: 2013年2月14日（日本）
- 上映時間: 98分
- 監督: ジョン・ムーア
- 主なキャスト: ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー（ジャック・マクレーン）、セバスチャン・コッホ
- 舞台: ロシア・モスクワ
- あらすじ: マクレーンは疎遠だった息子ジャックを助けるためモスクワへ。だが、ジャックはCIAエージェントで、核兵器絡みの陰謀に巻き込まれていた。親子でロシアのテロリストに立ち向かうが…。
- 見どころ:
- マクレーン親子の共闘がシリーズ初の試み。
- チェルノブイリでのクライマックスはビジュアル的にインパクト大。
- クチコミレビュー:
- 「親子バディは悪くないけど、マクレーンの魅力が薄れた」（Filmarks ★★2.8点）
- 「アクションはそこそこだけど、ストーリーが雑。シリーズ最低」（映画.com）
- 「1～3のマクレーンが好きならガッカリするかも」（Xユーザー）
- なぜ5位？: シリーズの魂である「孤軍奮闘」や「不運なヒーロー」の要素が弱く、ストーリーも評価が低い。ファン向けの完結編として最後に観るのが無難。
鑑賞のポイント: シリーズ完結編として、マクレーンの「家族」テーマに注目。期待を抑えてアクションだけ楽しむ mindset でオススメです。
「ダイ・ハード」シリーズおすすめ鑑賞順序まとめ
- 『ダイ・ハード』（1988年）: シリーズの原点。マクレーンのキャラとアクションの基本を理解。
- 『ダイ・ハード3』（1995年）: バディものとしての進化とスケールアップを堪能。
- 『ダイ・ハード2』（1990年）: 1作目のテイストを継承した続編で安定感を。
- 『ダイ・ハード4.0』（2007年）: 現代的なテーマでシリーズの変化を楽しむ。
- 『ダイ・ハード/ラスト・デイ』（2013年）: 完結編として、ファン向けの締めくくり。
初心者向け: 1→3で満足したら2を、余裕があれば4・5を追加。 ファン向け: 公開順（1→2→3→4→5）でマクレーンの人生を追体験。
映画「ダイ・ハード」シリーズ全体の魅力と鑑賞のコツ
- ジョン・マクレーンの魅力: 超人ではなく、愚痴をこぼしながらもド根性で戦う等身大のヒーロー。ブルース・ウィリスのハマり役が全作の軸。
- アクションの進化: 高層ビル→空港→都市→サイバーテロ→国際舞台と、舞台が拡大。1～3は緊張感、4～5は派手さを重視。
- クリスマス要素: 1・2作はクリスマス・イブが舞台。冬に観ると特別な気分に！
- クチコミの傾向: 1・3が高評価、2は安定、4は賛否両論、5は低評価。期待値を調整すると全作楽しめる。
鑑賞のコツはコレ！
- 1作目で「マクレーン節」を好きになれるかが鍵。嫌いならシリーズは厳しいかも。
- 各作の舞台（ビル、空港、都市など）に注目すると、アクションの工夫が面白い。
- 字幕版で観ると、マクレーンの毒舌や名セリフのニュアンスが活きる！
どこで観られる？ダイ・ハードが鑑賞できる動画配信サービスなどのご紹介
2025年6月現在、以下で視聴可能（※配信状況は変更の可能性あり）:
- Amazon Prime Video: 『ダイ・ハード』（字幕版・吹替版）などレンタル・購入可
- Disney+やNetflix: 一部作品が配信される場合あり。要確認。
- WOWOW: 特集放送がある場合も
- ブルーレイ/DVD: 全作セットがAmazonや楽天で購入可。
まとめ 映画「ダイ・ハード」全5作品の鑑賞順序をクチコミレビューを添えて徹底ガイド！
「ダイ・ハード」シリーズは、アクション映画の歴史を変えた名作から、賛否両論の完結編まで、多彩な魅力が詰まった5作品。
初心者は『ダイ・ハード』と『ダイ・ハード3』から始め、公開順で追うのが王道です。マクレーンの「Yippie-Ki-Yay!」な世界観にハマれば、クリスマスが来るたびに再鑑賞したくなるはず！
このガイドを参考に、あなたの「ダイ・ハード」マラソンを楽しんでください！感想やおすすめの鑑賞順はコメントで教えてね！