もうすぐハロウィンということで、今回は数あるホラー映画の中でも金字塔的な作品である「ハロウィン」シリーズ全13作品の観る順番をご紹介します。
さらに、鑑賞順序によるメリット・デメリット、そして、各作品の口コミまで徹底的に網羅してご紹介します。
名作ホラー「ハロウィン」シリーズとは
『ハロウィン』シリーズは、1978年に公開されたスラッシャー映画の金字塔です。
白いハロウィンマスクを被り、作業つなぎを着た不気味なサイコキラー・ブギーマンが、ハロウィンの夜に人々を虐殺する恐怖を描いた名作映画です。
映画『遊星からの物体X』 (1982年)やスティーブン・キング原作の映画『クリスティーン』 (1984年)、『ゼイリブ』 (1989年)など、数々のヒットホラー映画を世に送り出してきたジョン・カーペンター監督の出世作でもあります。
全13作品があり、公開順に観ることをおすすめします。ただし、2018年に公開された『ハロウィン』は、1978年の第1作目と同じタイトルであり、続編ではなくリブート作品となっています。
それでは、各作品のご紹介です。
ハロウィン (1978)
歴史に名を残すホラー映画の金字塔的作品の記念すべき第1作目です。
1978年に公開された『ハロウィン』は、ジョン・カーペンター監督が手掛け、主演にはジェイミー・リー・カーティスが出演しています。
物語は、ハロウィンの夜に白いマスクを被ったマイケル・マイヤーズが、人々を襲う恐怖を描いた元祖スラッシャーホラーのパイオニア的作品です。
ハロウィンⅡ(1981)
『ハロウィンⅡ』は、1981年に公開されたアメリカ映画で、『ハロウィン』の直接の続編です。
物語は、前作で生き残ったローリー・ストロードが、マイケル・マイヤーズによって追い詰められる様子を描いています。
前作と同様に、ジョン・カーペンターが製作総指揮を務めています。
監督はリック・ローゼンタール、脚本はジョン・カーペンターとデブラ・ヒルが担当しています。
ハロウィンⅢ (1982)
『ハロウィンⅢ』は、1982年に公開されたアメリカ映画で、『ハロウィン』シリーズの第3作目です。
トミー・リー・ウォーレスが監督を務め、トム・アトキンス、ステイシー・ネルキン、ダン・オハーリヒー、マイケル・カリーらが出演しています。
物語は、ハロウィンの夜に白いマスクを被った人々が、子供たちに配られたマスクを着用したこどもたちを襲う恐怖を描いています。
本作は、前2作とは異なり、マイケル・マイヤーズが登場しないオリジナルストーリーとなっています。
そのせいか、興行的には苦戦しました。
ハロウィン4/ブギーマン復活(1988)
『ハロウィン4/ブギーマン復活』は、1988年に公開されたアメリカ映画で、『ハロウィン』シリーズの第4作目です。
マイケル・マイヤーズが復活し、再び人々を襲う恐怖を描いています。
ハロウィン5/ブギーマン逆襲(1989)
『ハロウィン5/ブギーマン逆襲』は、1989年に公開されたアメリカ映画で、『ハロウィン』シリーズの第5作目です。
物語は、マイケル・マイヤーズが復活し、再び人々を襲う恐怖を描いています。
主演にはダニエル・ハリスが出演しています。
ハロウィン6/最後の戦い(1995)
ハロウィンH20(1998)
『ハロウィンH20』は、1998年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画で、『ハロウィン』シリーズの第7作目です。
ジェイミー・リー・カーティスが再登場し、息子役を演じるジョシュ・ハートネットのデビュー作でもあります。
物語は、第2作から20年後の続編として制作され、ローリー・ストロードが自分の事故死を装い、全寮制私立高校の教頭を務めていたところにマイケル・マイヤーズが現れるという展開です。
監督はスティーヴ・マイナー、脚本はロバート・ザッピアとマット・グリーンバーグが担当しています。
音楽はジョン・オットマンが手掛けており、オリジナル音楽はジョン・カーペンターが担当しています
ハロウィン・レザレクション(2002)
『ハロウィン・レザレクション』は、2002年に公開されたアメリカ合衆国のホラー映画で、『ハロウィン』シリーズの第8作目です。
物語は、前作で死んだと思われたマイケル・マイヤーズが実は生きており、全寮制私立高校の教頭を務めるローリー・ストロードを襲う恐怖を描いています。
ジェイミー・リー・カーティスが再登場し、バスタ・ライムス、タイラ・バンクス、ビアンカ・カジリッチらが出演しています。
監督はリック・ローゼンタール、脚本はラリー・ブランドとショーン・フッドが担当しています。
ハロウィン(リメイク)(2007)
『ハロウィン』シリーズのリメイク作品である『ハロウィン』は、1978年に公開された同名映画の続編として制作され、2018年に公開されました。
物語は、マイケル・マイヤーズが再び人々を襲う恐怖を描いています。
ジェイミー・リー・カーティスが再登場し、監督はデヴィッド・ゴードン・グリーンが務めました。
ハロウィン KILLS (2021)
『ハロウィン KILLS』は、2021年に公開されたアメリカ合衆国のスラッシャー映画で、『ハロウィン』シリーズの第12作目です。
物語は、マイケル・マイヤーズが再び人々を襲う恐怖を描いています。
ハロウィン THE END (2023)
そして、最新作であり、リブート版の最終章である「ハロウィン THE END 」です。
公開前から話題沸騰中です。
「ハロウィン」シリーズの見る順番は制作順か時系列順か?メリット・デメリットは?
結論として、ハロウィンは、時系列順に制作されているので、制作順に鑑賞するのがおすすめです。
そのメリットは、ストーリーの連続性やキャラの関係性を最も理解して鑑賞することが出来るからです。
逆に、デメリットは途中のクオリティの低い作品も見る必要必要が出てくることです。
時間に余裕が中れば飛ばしても良いでしょう。
【見る順番ランキング】映画「ハロウィン」シリーズ全13作品の鑑賞順序おすすめとメリット・デメリット・口コミまで徹底解説!まとめ
『ハロウィン』シリーズは、公開順に観ることをおすすめします。
公開順で観ることで、ストーリーの展開がわかりやすくなります。
また、各作品の登場人物や設定が繋がっているため、公開順に観ることでより深く理解することができます。
ただし、シリーズ全体を通して見ると、作品の質が低下する傾向があるため、一部の作品はスキップすることを検討することもあります。
全13作品のリストです。
- ハロウィン(1978)
- ハロウィンⅡ(1981)
- ハロウィンⅢ(1982)
- ハロウィン4/ブギーマン復活(1988)
- ハロウィン5/ブギーマン逆襲(1989)
- ハロウィン6/最後の戦い(1995)
- ハロウィンH20(1998)
- ハロウィン・レザレクション(2002)
- ハロウィン(リメイク)(2007)
- ハロウィンⅡ(リメイク)(2009)
- ハロウィン(2018)
- ハロウィン KILLS (2021)
- ハロウィン THE END (2023)
この機会に、約40年に渡るホラー映画の金字塔をその目に焼き付けるために映画館に足を運ぶのもありです。