
シュレックは何作ある?結論は「公開順」でOK
「シュレックを観たいけど、どれから手をつければいいの?」——そう迷う人はとても多いはずです。本編4作に加えてスピンオフ、短編、テレビスペシャルまで含めると作品数はかなりの数になり、サブタイトルも『3』『フォーエバー』とバラバラ。初見では全体像がつかみにくいシリーズです。
結論から言うと、シュレックシリーズは公開順に観れば物語の時系列とほぼ一致します。前後関係で混乱する要素がないので、難しく考える必要はありません。ただし短編やスピンオフを「どこに差し込むか」で満足度は確実に変わります。ここでは、初心者から一気見派まで納得できるおすすめ視聴順を、ランキング形式で10作品ぶん紹介します。
シュレック見る順番ランキングBEST10

第1位:シュレック(2001年)
すべての出発点。ウィリアム・スタイグの絵本『みにくいシュレック』を原作に、おとぎ話のパロディとブラックユーモアを効かせた世界観で人気を博し、第1回アカデミー長編アニメ映画賞を受賞した記念碑的作品です。緑の怪物シュレック、おしゃべりなドンキー、フィオナ姫という三角関係の原型がここで完成します。以降のギャグはすべてこの1作目を前提に積み上がるため、例外なく最初に観てください。
第2位:シュレック2(2004年)
新婚のシュレックがフィオナの実家に挨拶へ行く、シリーズ屈指の完成度を誇る続編。ここで長ぐつをはいたネコ(プス)が初登場します。世界興行収入は約9億1,983万ドルにのぼり、当時アニメーション映画として最上位クラスの記録を残しました。スピンオフを楽しむための前提にもなるので、必ず1作目の直後に。
第3位:シュレックの愉快なクリスマス(2007年)
2007年11月にアメリカのABCで放送されたクリスマス向けのテレビスペシャル。約30分の短編で、シュレック一家の日常が描かれます。時系列的には『2』と『3』のあいだに収まるので、このタイミングで挟むのが最も自然。冬に観ると気分が上がる、隠れた良作です。
第4位:シュレック3(2007年)
2007年5月18日に全米公開された本編第3作。国王の座を押しつけられそうになったシュレックが、後継者アーサーを探す旅に出ます。チャーミング王子が本格的に敵役へ回る回で、賛否が分かれる作品ではあるものの、次作の伏線として外せません。
第5位:シュレック フォーエバー(2010年)
本編シリーズの区切りとなった第4作。日常に倦んだシュレックが詐欺師ランプルスティルスキンと契約し、自分が存在しない並行世界へ飛ばされます。1作目のセルフオマージュが多く、必ず『シュレック』を観たあとに鑑賞すべき一本。感動の質が段違いです。
第6位:シュレック 泥んこコレクション(短編集)
本編の合間を埋める短編をまとめたコレクション。ハロウィンネタやミュージカル調の小ネタなど、キャラクターの素の魅力が楽しめます。ストーリー理解に必須ではないため、本編4作を観終えたこのあたりで“おかわり”として消化するのが最適です。
第7位:長ぐつをはいたネコ(2011年/日本公開2012年3月17日)
プスを主役に据えたスピンオフ第1弾で、『シュレック2』より前の時代を描く前日譚にあたります。この作品で、長らく明かされなかったプスの本当の名前が判明します。日本でも興行収入11.5億円を超えるヒットとなり、アカデミー賞長編アニメーション賞にもノミネートされました。前日譚ですが、プスへの愛着が育ってから観たほうが確実に刺さるので、本編のあとを推奨します。
第8位:長ぐつをはいたネコ『悪の三銃士』(2012年)
『長ぐつをはいたネコ』の続きにあたる短編アドベンチャー。3匹の子猫とプスの掛け合いが可愛らしく、スピンオフ1作目を観た直後に流すと気持ちよくつながります。短時間で観られるので、ここに置くのがベストです。
第9位:長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年/日本公開2023年3月17日)
残り1つになった命をめぐる冒険を描く、シリーズ屈指の傑作。監督はジョエル・クロフォード、プスの声はアントニオ・バンデラス、キティ役はサルマ・ハエックが担当しています。日本語吹替版ではプス役の声優が交代しており、字幕版ではバンデラスが続投。前作の日本公開からちょうど11年後の同日公開という粋な仕掛けでも話題になりました。単体でも成立しますが、順番どおりに来たほうが感情移入の深さが違います。
第10位:シュレック5(2027年6月30日全米公開予定)
シリーズ待望の最新作。『シュレック フォーエバー』から17年ぶりの本編最新作で、2027年6月30日の全米公開が予定されています。マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアスが続投し、シュレックの娘役としてゼンデイヤが新たに参加。監督はウォルト・ドーンとコンラッド・ヴァーノン、さらにブラッド・エイブルソンが務めます。日本公開日は現時点で未定です。公開までにシリーズを総ざらいしておくのが賢い準備といえます。
時系列順で観たい人向けの並べ方
物語の時間軸を優先するなら、『長ぐつをはいたネコ』を最初に持ってくる方法もあります。ただし前日譚とはいえ『シュレック2』のプスを知っている前提の小ネタが多く、初見で時系列順にすると笑いどころを取りこぼします。よほどのこだわりがなければ、公開順が正解です。
シュレック5の先も動いている:ドンキー単独映画
シリーズの拡大はさらに続きます。ドンキーを主役にしたスピンオフ映画の製作が発表され、2028年6月30日に全米公開予定。ドンキーがいかにして“ドンキー”になったのかを描く前日譚で、『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』のチャーリー・ビーンが監督を務めます。共同監督には『野生の島のロズ』などのマット・フリンが就任しました。エディ・マーフィが引き続き声を担当し、日本公開は未定です。
どこで観られる?配信サービスの探し方
シュレックシリーズは主要な動画配信サービスで視聴可能ですが、見放題対象かレンタルかは時期によって入れ替わります。短編やテレビスペシャルは配信が限られる傾向があるため、まずは各サービスの検索窓で作品名を直接確認するのが確実です。一気見を狙うなら、本編4作とスピンオフ2作がまとめて揃っているサービスを選ぶと効率的です。
まとめ
シュレックの見る順番は「公開順に観る」が最適解。本編4作をベースに、クリスマス短編を『2』と『3』のあいだへ、スピンオフ2作と短編を後半にまとめれば、全10作品をストレスなく楽しめます。2027年の『シュレック5』、2028年のドンキー単独作と続編ラッシュが控えている今こそ、シリーズを追いかけ直す絶好のタイミングです。