
「映画『ハロウィン』を見たいけど、作品が多すぎてどれから見ればいいのかわからない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
ホラー映画の金字塔『ハロウィン』シリーズは、1978年の第1作から2022年の完結編まで全13作品。しかもリメイクやリブートが入り乱れ、時系列(タイムライン)は4系統に分岐しているという、ホラー映画屈指の"ややこしさ"で知られています。
この記事では、殺人鬼マイケル・マイヤーズの物語を最大限楽しめる「見る順番」をランキングBEST10形式で紹介。さらに4つの時系列の整理、時間がない人向けの最短4作ルート、2026年最新の新作情報まで、ネタバレなしで完全解説します。
【結論】『ハロウィン』シリーズの見る順番は「公開順」がベスト!
先に結論からお伝えすると、『ハロウィン』シリーズは公開順に見るのがおすすめです。
理由はシンプルで、このシリーズは「過去の続編をなかったことにする」リブートを繰り返してきたから。公開順に見れば、当時の観客と同じ驚きを追体験でき、設定の変化にも自然についていけます。
本記事のランキングBEST10は、殺人鬼マイケル・マイヤーズと主人公ローリー・ストロードの因縁を描く"本編サーガ10作品"を、公開順=おすすめ視聴順に並べたものです。
| 順位 | 作品名 | 公開年 |
|---|---|---|
| 第1位 | ハロウィン | 1978年 |
| 第2位 | ハロウィンII | 1981年 |
| 第3位 | ハロウィン4 ブギーマン復活 | 1988年 |
| 第4位 | ハロウィン5 ブギーマン逆襲 | 1989年 |
| 第5位 | ハロウィン6 最後の戦い | 1995年 |
| 第6位 | ハロウィンH20 | 1998年 |
| 第7位 | ハロウィン レザレクション | 2002年 |
| 第8位 | ハロウィン | 2018年 |
| 第9位 | ハロウィン KILLS | 2021年 |
| 第10位 | ハロウィン THE END | 2022年 |
※マイケルが登場しない外伝『ハロウィンIII』と、ロブ・ゾンビ監督によるリメイク2作は、記事後半の「番外編」で紹介します。
映画『ハロウィン』シリーズとは?
『ハロウィン』は、1978年にジョン・カーペンター監督が生み出したスラッシャーホラーの原点。白いマスクの殺人鬼マイケル・マイヤーズ(通称:ブギーマン)が、ハロウィンの夜に静かな町ハドンフィールドで殺戮を繰り返す物語です。
シリーズの軸となるのは、マイケルと、ジェイミー・リー・カーティス演じるローリー・ストロードの40年以上にわたる因縁。第1作は約30万ドルという低予算ながら世界的大ヒットとなり、『13日の金曜日』『エルム街の悪夢』など後続のホラー映画に絶大な影響を与えました。2006年にはアメリカ国立フィルム登録簿にも登録されています。
見る順番ランキングBEST10

【第1位】ハロウィン(1978年)
- 監督: ジョン・カーペンター
- ポイント: すべての原点。何をおいてもまずこの1本から
1963年のハロウィンの夜、6歳の少年マイケル・マイヤーズが実の姉を殺害。15年後、精神病院を脱走したマイケルは故郷ハドンフィールドへ戻り、ベビーシッターの女子高生ローリーたちに忍び寄ります。
"映さない恐怖"を極めた静かな演出と、カーペンター自身が作曲した不穏なテーマ曲はホラー史に残る名仕事。ジェイミー・リー・カーティスの映画デビュー作でもあります。
【第2位】ハロウィンII(1981年)
- 監督: リック・ローゼンタール
- ポイント: 第1作の"同じ夜"の続きを描く直接続編
前作のラスト直後から物語がスタート。搬送先の病院を舞台に、マイケルの執拗な追跡が続きます。本作でローリーとマイケルを結ぶ重大な設定が明かされ、以後のシリーズの方向性を決定づけました。日本初公開時(1982年)は『ブギーマン』というタイトルで劇場公開された、という豆知識も。
【第3位】ハロウィン4 ブギーマン復活(1988年)
- 監督: ドワイト・H・リトル
- ポイント: 原点回帰でマイケル復活。新ヒロインはローリーの娘
昏睡状態から目覚めたマイケルが、再びハドンフィールドへ。今度の標的は、ローリーの幼い娘ジェイミー・ロイドです。子役ダニエル・ハリスの怯える演技が光る、正統派スラッシャーとしてファン人気の高い1作。
【第4位】ハロウィン5 ブギーマン逆襲(1989年)
- 監督: ドミニク・オセニン=ジラール
- ポイント: ジェイミーとマイケル、深まる因縁
前作の事件で心に深い傷を負い、言葉を失ってしまったジェイミー。彼女とマイケルの間に生まれた不思議な繋がりが物語の鍵になります。謎めいた新要素が投入され、次作への大きな引きを残すシリーズ中盤の転換点です。
【第5位】ハロウィン6 最後の戦い(1995年)
- 監督: ジョー・チャペル
- ポイント: マイケルの"力の秘密"に踏み込んだ意欲作
「ソーンの呪い」というオカルト設定で、なぜマイケルは不死身なのかという謎に切り込んだ異色作。第1作でローリーが子守をしていた少年トミー・ドイルを、若き日のポール・ラッドが演じています。ルーミス医師を演じ続けた名優ドナルド・プレザンスの、シリーズ最後の出演作でもあります。
【第6位】ハロウィンH20(1998年)
- 監督: スティーヴ・マイナー
- ポイント: 4〜6作をリセット。ローリー、20年ぶりの帰還
『ハロウィンII』の20年後という設定で、第3〜6作を"なかったこと"にした最初の仕切り直し。ジェイミー・リー・カーティスが20年ぶりにローリー役へ復帰し、逃げることをやめた彼女の反撃はシリーズ屈指のカタルシスを生みます。若き日のジョシュ・ハートネット(映画デビュー作)やミシェル・ウィリアムズの出演も見どころ。
【第7位】ハロウィン レザレクション(2002年)
- 監督: リック・ローゼンタール
- ポイント: ネット生配信×殺人鬼。H20時系列の完結編
マイケルの生家から一晩ネット生中継を行うリアリティ番組の企画に参加した若者たちが、本物のブギーマンと遭遇してしまう——。バスタ・ライムズやタイラ・バンクスが出演し、2000年代らしい"ネット時代の恐怖"を描いた異色作。評価は分かれますが、H20から続く時間軸の結末を見届けたい人は必見です。
【第8位】ハロウィン(2018年)
- 監督: デヴィッド・ゴードン・グリーン
- ポイント: 過去の続編を全リセット。"1978年版の40年後"を描く新3部作の開幕
ここから新3部作。第1作以外のすべての続編を存在しない扱いにし、1978年の惨劇から40年後を描く"唯一の正統続編"として製作されました。トラウマを抱えながらマイケルの再来に備え続けたローリーは、もはや被害者ではなく戦士。ジョン・カーペンターも製作総指揮と音楽で復帰し、世界的大ヒットでシリーズ完全復活を印象づけた現代スラッシャーの傑作です。
【第9位】ハロウィン KILLS(2021年)
- 監督: デヴィッド・ゴードン・グリーン
- ポイント: 同じ夜、町全体がマイケルに立ち向かう
2018年版の直後、同じハロウィンの夜が舞台。炎の罠から生還したマイケルの殺戮はさらに激化し、40年前の悲劇を知る住民たちは自警団を結成して立ち向かいます。シリーズ屈指の過激な描写とともに、恐怖が生む集団心理の暴走を描いた問題作です。
【第10位】ハロウィン THE END(2022年)
- 監督: デヴィッド・ゴードン・グリーン
- ポイント: 45年におよぶ因縁、ついに完結
新3部作の完結編にして、ローリーとマイケルの物語の最終章(日本公開は2023年4月)。前作から4年後、平穏を取り戻しつつあった町で、新たな暴力の連鎖が動き出します。「悪はどこから生まれるのか」というテーマに踏み込んだ異色の展開は賛否を呼びましたが、長年の因縁の結末は必見です。
【番外編】残りの3作品はいつ見る?

ハロウィンIII(1982年)
シリーズで唯一マイケル・マイヤーズが登場しない完全独立の外伝で、日本では劇場未公開。ハロウィンマスクをめぐる企業の陰謀を描くSFホラーで、本編との繋がりは一切ないため、後回しでもスキップでもOKです。ただし単体のホラーとしてはカルト的人気を誇る珍品なので、シリーズを極めたい人はぜひ。
ハロウィン(2007年)/ハロウィンII(2009年)
ミュージシャンでもあるロブ・ゾンビ監督による、1978年版のリメイクとその続編。マイケルの少年時代と生い立ちを大胆に掘り下げた"もう一つのハロウィン"で、本編とは別世界の物語です。過激な描写が多めなので、本編10作を見終えた後に楽しむのがおすすめ。
『ハロウィン』4つの時系列(タイムライン)を整理
シリーズが複雑なのは、時間軸が途中で何度も分岐しているから。以下の4系統を押さえれば、もう迷いません。
- ①オリジナル系列: ハロウィン(1978)→II→4→5→6
- ②H20系列: ハロウィン(1978)→II→H20→レザレクション ※4〜6作を無視
- ③ロブ・ゾンビ版: ハロウィン(2007)→ハロウィンII(2009) ※リメイクの独立世界
- ④新3部作系列: ハロウィン(1978)→ハロウィン(2018)→KILLS→THE END ※1978年版だけに直結
※『ハロウィンIII』はどの系列にも属さない番外編です。
とくに④の新3部作では、②までで描かれた"ある重要設定"すら採用されていません。公開順に見ていれば、この大胆なリセットも当時の観客と同じ感覚で楽しめます。
時間がない人向け:最短4作ルート

「13作品は無理!」という人は、次の4作だけでOKです。
- ハロウィン(1978年)
- ハロウィン(2018年)
- ハロウィン KILLS(2021年)
- ハロウィン THE END(2022年)
これだけで、物語の始まりから完結まで一本筋の通ったサーガとして成立します。まず原点を押さえ、そのまま新3部作へ進むルートです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 結局、最初の1本はどれを見ればいい?
A. 迷わず『ハロウィン』(1978年)です。どの時系列に進むにも、すべての土台になります。
Q2. 『ハロウィンIII』は見なくても大丈夫?
A. 本編と繋がりがないので問題ありません。気になったら最後にどうぞ。
Q3. 2018年版から見始めても平気?
A. 1978年版さえ見ていれば大丈夫です。逆に1978年版を飛ばすと、40年ぶりの再会の重みが半減してしまいます。
Q4. 新作の予定はある?
A. あります。現在、1978年版を土台に据えた"クリエイティブ・リセット"となる新プロジェクトが、ミラマックスとトランカス・インターナショナル・フィルムズの主導で進行中。当初はテレビシリーズとして発表されましたが、2026年6月には新作映画(2028年公開目標)へ方針転換したとの報道も出ています。さらに公式ゲーム『Halloween: The Game』が2026年9月8日に発売予定と、フランチャイズはまだまだ現役です。
まとめ:公開順で"分岐する恐怖"を追体験しよう
- 見る順番は公開順=本記事のランキングBEST10の順がベスト
- 最初の1本は絶対に『ハロウィン』(1978年)
- 時系列は4系統に分岐。公開順ならリセットの驚きもそのまま味わえる
- 時間がなければ「1978→2018→KILLS→THE END」の最短4作ルート
- 新プロジェクトも進行中で、ブギーマンの恐怖はこれからも続く
ハロウィンの夜、白いマスクの殺人鬼はあなたの町にも現れるかもしれません。ぜひこの順番で、40年以上続く恐怖の系譜を体感してください。