「トワイライトを今から観たいけど、どれから観ればいいの?」——検索してここにたどり着いた方が最初に知りたいのは、たぶんその一点だと思います。結論から言うと、公開順に5本観れば、それが正解です。ただし「5本の先」にもまだ沼は続いていて、そこまで含めて順番を整理した記事は意外と多くありません。この記事では、本編5作+関連コンテンツを合わせた全10ステップを、2026年9月時点の最新情報にもとづいてランキング形式でご紹介します。
結論:トワイライトは「公開順=時系列順」で観れば間違いない
まず押さえておきたい前提があります。トワイライト・シリーズは公開順と時系列順が完全に一致しているため、ファンが議論するような「観賞順の分岐」がありません。マーベルやスター・ウォーズのように、時系列で並べ替えると印象が変わる……といった仕掛けがないのです。
逆に言えば、順番を崩すデメリットが大きいシリーズでもあります。物語が進むにつれて主役2人の関係が深まると同時に、恋路を邪魔する人物やヴァンパイア・人間以外の種族が絡んできて、人間関係も内容も複雑化していきます。順番を誤ると登場人物の関係性や2人の心情の変化を理解するのが難しくなるため、素直に1作目から追うのが最短ルートです。
映画トワイライト 見る順番ランキングBEST10
第1位『トワイライト〜初恋〜』(2008年製作/日本公開2009年4月4日)
記念すべきシリーズ第1作。監督はキャサリン・ハードウィック、主演はクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンです。母の再婚を機に雨と霧の町フォークスへ引っ越してきた高校生ベラが、異彩を放つ美青年エドワードと出会う——というシンプルな導入。カレン家の設定、ヴァンパイアの生態、フォークスの空気感といった「世界の前提」がすべてここで説明されるので、絶対に飛ばしてはいけない1本です。
第2位『ニュームーン/トワイライト・サーガ』(2009年/日本公開2009年11月28日)
監督はクリス・ワイツに交代し、上映時間は131分。ベラの18歳の誕生日パーティーで起きた事件をきっかけにエドワードがベラに別れを告げ、狼族のジェイコブが傷心のベラに寄り添っていく展開です。テイラー・ロートナー演じるジェイコブが本格参戦し、シリーズの代名詞である三角関係がここから始まります。新たにヴァンパイア役でダコタ・ファニングも参加。2位に置いていますが、ファン人気が最も割れる回でもあります。
第3位『エクリプス/トワイライト・サーガ』(2010年/日本公開2010年11月6日)
監督は『30デイズ・ナイト』のデビッド・スレイド、124分。結ばれた2人に凶暴なヴァンパイア集団の脅威が迫り、エドワードはベラを守るため恋敵のジェイコブと手を組みます。恋愛ドラマにアクションの比重が加わり、シリーズの中でも緩急が効いた1本。ベラの「選択」が物語の中心に来る、感情の折り返し地点です。
第4位『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』(2011年/日本公開2012年2月25日)
完結編の前編。婚礼とハネムーン、そして「禁断の子」の妊娠という重い題材へと一気に舵を切ります。監督はここからビル・コンドン。前半の幸福感と後半の緊迫感の落差が激しく、Part2とセットで観ないと気持ちの置き場がない構成なので、視聴の際は2本連続で時間を確保しておくのがおすすめです。
第5位『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』(2012年/日本公開2012年12月28日、116分、PG-12)
シリーズ完結編。ヴァンパイアに転生したベラと、娘レネズミを「不滅の子」とみなして抹殺に乗り出すヴォルトゥーリ族との対決が描かれます。なお原作小説も映画も最終章まで描き切っているため、実写映画の続編予定はありません。ここが本編のゴールです。
第6位|各作の特典映像・メイキング
6位以降は「本編を観終わった人向け」。Blu-ray/DVDの特典映像やメイキングは、ロケ地フォークスの空気づくりや特殊メイクの裏側が分かる副読本的な存在です。一気見の熱が冷めないうちに触れると満足度が高くなります。
第7位|原作小説『ミッドナイト・サン』
2020年に刊行された、ステファニー・メイヤーによる『トワイライト』のコンパニオン小説。第1作と同じ出来事を、ベラではなくエドワードの視点から語り直した1冊です。映画版のエドワードは「何を考えているか分からない」と評されがちですが、その内面がすべて言語化されます。映画を観たあとに読むと、1作目の解像度が一変します。
第8位|Netflixアニメ版『ミッドナイト・サン』(制作中)
2026年現在、シリーズで最も新しい動きがこれ。この『ミッドナイト・サン』のアニメシリーズがNetflixで開発中で、ステファニー・メイヤーが製作総指揮を務め、脚本・製作総指揮にシニード・デイリーが起用されています。制作はロサンゼルスで2026年8月から2027年5月にかけて行われる予定とされていますが、配信日は現時点で未発表です。メイヤー自身も「アニメーション制作には時間がかかるのでファンには相当な忍耐が必要」と語っており、待ちの姿勢が正解。アニメが来る前に映画5作を押さえておくのが、いま最も賢い順番です。
第9位|スピンオフ小説『ブリー・タナーの二度目の人生』
『エクリプス』に登場する新生ヴァンパイア側の視点を描いた中編。本編の敵側に立って読み直すと、3作目の見え方が大きく変わります。順番としては『エクリプス』を観たあと、もしくは全作鑑賞後がおすすめです。
第10位|主演キャストの“その後”の主演作
締めはシリーズの外側へ。ロバート・パティンソンは『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などで、クリステン・スチュワートも作家性の強い作品で評価を確立しました。「あのエドワードが」「あのベラが」という目線で追うと、沼はさらに広がります。
|全5作の基本データ一覧
| 順番 | タイトル | 製作年 | 日本公開日 | 監督 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | トワイライト〜初恋〜 | 2008年 | 2009年4月4日 | キャサリン・ハードウィック |
| 2 | ニュームーン/トワイライト・サーガ | 2009年 | 2009年11月28日 | クリス・ワイツ |
| 3 | エクリプス/トワイライト・サーガ | 2010年 | 2010年11月6日 | デビッド・スレイド |
| 4 | ブレイキング・ドーン Part1 | 2011年 | 2012年2月25日 | ビル・コンドン |
| 5 | ブレイキング・ドーン Part2 | 2012年 | 2012年12月28日 | ビル・コンドン |
|トワイライトはどこで観られる?配信状況【2026年9月時点】
一気見を前提にするなら、サービス選びで総額が大きく変わります。2026年8月時点の調査では、『初恋』から『ブレイキング・ドーン Part2』までの5作すべてを見放題で配信している主要サービスはU-NEXTのみで、NetflixやPrime Videoの見放題ラインナップには入っていませんでした。Prime VideoやApple TV、FODなどでは1本ずつのレンタル配信が中心のため、5作すべてを借りると出費がかさみます。
ただし配信ラインナップは頻繁に入れ替わります。視聴直前に各サービスの公式サイトで最新の配信状況を必ずご確認ください。
【挿入画像:05(配信・この先の新作)】
|よくある質問(FAQ)
Q. 時系列順に並べ替える必要はありますか?
A. ありません。公開順=時系列順なので、1作目から順に観れば物語の流れどおりです。
Q. 5作は多いので、おすすめだけ観てもいい?
A. おすすめしません。特に『ブレイキング・ドーン』はPart1・Part2で1つの物語なので、分割視聴は満足度が大きく下がります。
Q. 映画の続編は作られますか?
A. 原作・映画ともに完結しているため、実写続編の予定はありません。次の新作は前述のNetflixアニメ版になります。
Q. 全部観るのにどれくらいかかりますか?
A. 5作で約10時間前後。週末2日に分けるか、1日2〜3本ペースが無理のない配分です。
|まとめ
- 映画トワイライトは全5作、公開順に観れば間違いなし
- 『ブレイキング・ドーン』Part1・Part2は必ずセットで
- 観終わったら原作『ミッドナイト・サン』でエドワード視点を補完
- 次の新作はNetflixのアニメ版『ミッドナイト・サン』、配信日は未発表
- 一気見するなら、全5作をまとめて見放題で追えるサービスを選ぶのが得
15年以上前の作品ながら、海外では「トワイライト・ルネサンス」と呼ばれる再評価の波も起きています。アニメ版が来る前のいまこそ、5本まとめて駆け抜ける絶好のタイミングです。



