
「クレージーキャッツの映画を見たいけれど、何本もあってどれから見ればいいの?」
クレージー映画は、全30作あります。結論から言うと、『ニッポン無責任時代』から公開年順に見るのがいちばん迷いません。この記事では、全30作を公開年ごとに10の枠にまとめて紹介します。
クレージー映画とは?まず基本を整理
クレージー映画は、1962年から1971年にかけて東宝で作られた、クレージーキャッツ主演の喜劇映画です。メンバーは7人で、植木等、ハナ肇、谷啓、犬塚弘、桜井センリ、石橋エータロー、安田伸が出演しています。
全30作は、次の4つの系統に分けられます。
- 無責任シリーズ(2作):植木等が演じる調子のよい男が、会社でのし上がっていく物語です。
- 日本一シリーズ(10作):植木等の主演作が中心です。
- クレージー作戦シリーズ(14作):7人のメンバーが力を合わせるお話が中心です。
- 時代劇作品(4作):時代劇を舞台にした作品です。
系統が違っても公開年順に見れば流れがつかめるので、この記事では公開年を基準にしました。
クレージー映画の見る順番ベスト10【早見表】
| 順番 | 公開年 | 作品(枠内は公開月順) |
|---|---|---|
| 1 | 1962年(2作) | ニッポン無責任時代/ニッポン無責任野郎 |
| 2 | 1963年(4作) | クレージー作戦 先手必勝/日本一の色男/くたばれ!無責任/香港クレージー作戦 |
| 3 | 1964年(4作) | 日本一のホラ吹き男/無責任遊侠伝/ホラ吹き太閤記/花のお江戸の無責任 |
| 4 | 1965年(2作) | 日本一のゴマすり男/大冒険 |
| 5 | 1966年(4作) | クレージーの無責任清水港/日本一のゴリガン男/クレージーだよ奇想天外/クレージー大作戦 |
| 6 | 1967年(4作) | クレージーだよ天下無敵/クレージー黄金作戦/クレージーの怪盗ジバコ/日本一の男の中の男 |
| 7 | 1968年(2作) | クレージーメキシコ大作戦/日本一の裏切り男 |
| 8 | 1969年(3作) | クレージーのぶちゃむくれ大発見/クレージーの大爆発/日本一の断絶男 |
| 9 | 1970年(3作) | クレージーの殴り込み清水港/日本一のヤクザ男/日本一のワルノリ男 |
| 10 | 1971年(2作) | だまされて貰います/日本一のショック男 |
※作品名の「喜劇」などの冠は省略しています。

1位:1962年(2作)——まずはここから
『ニッポン無責任時代』(1962年7月29日・86分)
シリーズの出発点です。古澤憲吾が監督し、植木等とハナ肇らが出演しています。音楽は神津善行が担当しました。調子がよく、会社への忠誠心はない主人公の姿が、時代を超えて楽しめます。
『ニッポン無責任野郎』(1962年12月)
同じ古澤憲吾の監督による続編です。続けて見ると、無責任シリーズの2本がそろいます。
2位:1963年(4作)——シリーズが広がる
『クレージー作戦 先手必勝』(1963年3月24日・96分)
久松静児が監督した、クレージー作戦シリーズの第1作です。7人のメンバーがそろって出演し、池内淳子、中尾ミエ、加東大介、淡路恵子、柳家金語楼らが共演しています。
『日本一の色男』(1963年7月)
日本一シリーズの第1作です。古澤憲吾が監督しました。
『クレージー作戦 くたばれ!無責任』(1963年10月26日・92分)
坪島孝が監督しました。植木等が、怠け者の会社員を演じています。
『香港クレージー作戦』(1963年12月)
杉江敏男が監督した、海外が舞台の作品です。
3位〜4位:1964〜65年(6作)
1964年は『日本一のホラ吹き男』『無責任遊侠伝』『ホラ吹き太閤記』『花のお江戸の無責任』の4作です。時代劇作品が入ってくるのがこの年です。
1965年は『日本一のゴマすり男』と、特撮の円谷英二が特技監督を務めた『大冒険』の2作です。
5位〜6位:1966〜67年(8作)
1966年は『クレージーの無責任清水港』『日本一のゴリガン男』『クレージーだよ奇想天外』『クレージー大作戦』、1967年は『クレージーだよ天下無敵』『クレージー黄金作戦』『クレージーの怪盗ジバコ』『日本一の男の中の男』です。1年に4本ずつ公開された、にぎやかな時期です。

7位〜10位:1968〜71年(10作)
- 7位 1968年:『クレージーメキシコ大作戦』『日本一の裏切り男』
- 8位 1969年:『クレージーのぶちゃむくれ大発見』『クレージーの大爆発』『日本一の断絶男』
- 9位 1970年:『クレージーの殴り込み清水港』『日本一のヤクザ男』『日本一のワルノリ男』
- 10位 1971年:『だまされて貰います』『日本一のショック男』
『日本一の裏切り男』と『日本一の断絶男』は須川栄三、『日本一のワルノリ男』『日本一のショック男』は坪島孝が監督しました。シリーズは1971年に完結します。
クレージー映画を観る方法【2026年9月時点】

Filmarksで確認できた範囲です(2026年9月時点)。見放題かレンタルかの区別は、ページからは分かりませんでした。
- Prime Video:『日本一のホラ吹き男』『日本一のゴマすり男』『大冒険』『ニッポン無責任野郎』など。
- U-NEXT:『クレージー作戦 くたばれ!無責任』はPrime VideoとU-NEXTで配信されています。
- TSUTAYA DISCAS(宅配レンタル):『クレージー作戦 先手必勝』『日本一の色男』『香港クレージー作戦』など。
- 『ニッポン無責任時代』:配信を確認できていません。
配信は入れ替わります。見る前に、各サービスで最新の状況を確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. クレージー映画は何作ありますか?
全30作です。1962年から1971年まで、東宝で公開されました。
Q2. どの作品から見ればいいですか?
1962年7月公開の『ニッポン無責任時代』からがおすすめです。
Q3. 順番どおりに見ないとわかりませんか?
作品ごとに独立した物語なので、1本ずつ楽しめます。ただし、公開年順に見ると、シリーズの移り変わりが分かります。
Q4. メンバーは誰ですか?
植木等、ハナ肇、谷啓、犬塚弘、桜井センリ、石橋エータロー、安田伸の7人です。
Q5. 一番短い見方は?
『ニッポン無責任時代』と『クレージー作戦 先手必勝』の2本から入る方法があります。
まとめ
- クレージー映画は全30作で、『ニッポン無責任時代』から公開年順に見るのが基本です。
- 迷ったら、1962年の無責任シリーズ2作から始めましょう。
- 配信は2026年9月時点の情報です。見る前に最新情報を確認してください。