
「次郎長三国志を見てみたいけれど、何から見ればいいの?」
東宝版の映画『次郎長三国志』は全9部のシリーズです。内容が続いているので、公開順に見るのがいちばん分かりやすいと言えます。この記事では、東宝版の全9部を順番に並べ、東映版や2008年版も紹介します。
次郎長三国志とは?まず基本を整理
『次郎長三国志』は、清水の次郎長と、その子分たち(一家)の物語を描いた時代劇映画です。原作は村上元三の小説で、雑誌『オール読物』に連載されました。
東宝版は1952年から1954年にかけて全9部が公開されました。監督は全作マキノ雅弘です。すべて白黒作品です。
次郎長を演じたのは小堀明男です。大政に河津清三郎、桶屋の鬼吉に田崎潤、法印大五郎に田中春男、森の石松に森繁久彌と、個性豊かな顔ぶれがそろいました。
次郎長三国志の見る順番ベスト10【早見表】
| 順番 | 作品名 | 公開時期 |
|---|---|---|
| 1 | 第一部 次郎長売出す | 1952年12月4日 |
| 2 | 第二部 次郎長初旅 | 1953年1月 |
| 3 | 第三部 次郎長と石松 | 1953年6月 |
| 4 | 第四部 勢揃い清水港 | 1953年6月 |
| 5 | 第五部 殴込み甲州路 | 1953年11月 |
| 6 | 第六部 旅がらす次郎長一家 | 1953年12月15日 |
| 7 | 第七部 初祝い清水港 | 1954年1月3日 |
| 8 | 第八部 海道一の暴れん坊 | 1954年6月8日 |
| 9 | 第九部 荒神山 | 1954年7月 |
| 10 | 別の映画化(東映版・2008年版) | 1963年〜 |
※公開日は資料によって表記が異なる場合があります。月までしか確認できていないものは月のみ記載しています。

1位〜3位:旅立ちと出会い(第一部〜第三部)
1位 第一部『次郎長売出す』(1952年)
シリーズの出発点です。上映時間は82分で、ここから次郎長一家の物語が始まります。迷ったら必ずここから見てください。
2位 第二部『次郎長初旅』(1953年)
旅に出た次郎長の物語です。森の石松を演じる森繁久彌は、この第二部から登場します。
3位 第三部『次郎長と石松』(1953年)
タイトルのとおり、次郎長と石松の関わりが中心になります。小泉博や久慈あさみも出演しています。
4位〜6位:一家が勢揃いする中盤(第四部〜第六部)
4位 第四部『勢揃い清水港』(1953年)
一家の面々が顔をそろえる回です。加東大介らが出演しています。
5位 第五部『殴込み甲州路』(1953年)
舞台は甲州です。小泉博が出演しています。
6位 第六部『旅がらす次郎長一家』(1953年12月15日)
越路吹雪や千葉信男が出演しています。一家の旅が描かれます。

7位〜9位:東宝版の完結へ(第七部〜第九部)
7位 第七部『初祝い清水港』(1954年1月3日)
お正月に公開された作品です。長門裕之らが出演しています。
8位 第八部『海道一の暴れん坊』(1954年6月8日)
志村喬や越路吹雪が出演しています。
9位 第九部『荒神山』(1954年7月)
東宝版の最後を飾る作品です。若原雅夫、千秋実、岡田茉莉子らが出演しています。
10位:別の映画化(東映版・2008年版)
東宝版のほかにも、『次郎長三国志』は映画化されています。
東映版(1963〜65年)
鶴田浩二が次郎長を、佐久間良子がお蝶を演じた全4作のシリーズです。カラー作品です。確認できた2作は、1963年10月20日公開の『次郎長三国志』と、1965年公開の『次郎長三国志 甲州路殴り込み』(90分)です。どちらもマキノ雅弘監督です。
2008年版『次郎長三国志』
2008年9月20日公開で、上映時間は126分です。監督はマキノ雅彦、次郎長は中井貴一、お蝶は鈴木京香が演じました。佐藤浩市、竹内力も出演しています。
東宝版を見終えたあとに見比べると、同じ物語の違いが楽しめます。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 次郎長三国志は何作ありますか?
東宝版は全9部です。東映版は全4作です。
Q2. どの作品から見ればいいですか?
東宝版の第一部『次郎長売出す』からがおすすめです。
Q3. 全部見ないと話が分かりませんか?
各部は続きものなので、公開順に見ると流れが分かります。1本ずつでも楽しめますが、まず第一部から見てください。
Q4. 白黒でも楽しめますか?
東宝版はすべて白黒です。カラーで見たい場合は、東映版や2008年版があります。
Q5. 原作はありますか?
村上元三の小説が原作です。
まとめ
- 東宝版『次郎長三国志』は、公開順に見るのが基本です。
- 迷ったら第一部『次郎長売出す』から始めましょう。
- 9部を見終えたら、東映版や2008年版も見比べてください。