
乳母車のような箱車に幼い息子を乗せ、刺客として旅を続ける父。日本の時代劇映画の名作「子連れ狼」は、今も多くの人に語り継がれています。
「何作あるの?」「どれから観ればいいの?」と迷う方に、結論からお伝えします。公開順に全6作を観るのが、いちばん分かりやすい見る順番です。
この記事では、見る順番をランキング形式で10個にまとめました。作品の情報は2026年10月7日時点のものです。
子連れ狼とは?基本情報
映画は全6作、若山富三郎主演
映画「子連れ狼」は、若山富三郎さんが主人公の刺客・拝一刀を演じたシリーズです。1972年から1974年にかけて、全6作が公開されました。息子の大五郎は、富川晶宏さんが演じています。
原作は小池一夫の劇画
原作は、「漫画アクション」に連載された小池一夫さんの劇画です。第1〜4作の脚本は、小池一夫さんが担当しています。
見どころは箱車と殺陣
物語の中心は、拝一刀と大五郎の親子の旅です。大五郎を乗せた箱車は、盾になり、ときには武器にもなります。迫力のある殺陣が、シリーズ最大の魅力です。
子連れ狼の見る順番を選ぶ3つのポイント

ポイント① 公開順に観る
全6作は、わずか2年あまりの間に公開されました。公開順に観れば、親子の旅の流れがそのまま追えます。
ポイント② 時間がなければ入門2作から
第1作と第2作だけでも、シリーズの空気は十分に味わえます。
ポイント③ 監督で選ぶ
第1・2・3・5作は三隅研次監督、第4作は斎藤武市監督、第6作は黒田義之監督です。好みの監督から観るのも手です。
子連れ狼 見る順番ランキングベスト10
第1位:『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』(第1作)
- 公開:1972年1月15日(95分)
- 監督・脚本:三隅研次、小池一夫
- 主なキャスト:若山富三郎(拝一刀)、富川晶宏(大五郎)、渡辺文雄(柳生備前守)、真山知子(お仙)
幼い息子を連れて浪々の身となった刺客・拝一刀が、暗殺の依頼を受けて湯治場へ向かいます。シリーズの原点です。まず、ここから観てください。
第2位:『子連れ狼 三途の川の乳母車』(第2作)
- 公開:1972年4月22日(85分)
- 監督・脚本:三隅研次、小池一夫
- 主なキャスト:若山富三郎、松尾嘉代(柳生鞘香)、大木実(左弁馬)、小林昭二(黒鍬小角)
阿波藩から、江戸へ護送される人物を斬る依頼を受けた一刀が、護送役の三兄弟と対峙します。舞台は砂丘です。
第3位:『子連れ狼 死に風に向う乳母車』(第3作)
- 公開:1972年9月2日(89分)
- 監督・脚本:三隅研次、小池一夫
- 主なキャスト:若山富三郎、加藤剛(孫村官兵衛)、浜木綿子(酉蔵)、山形勲(猿渡玄蕃)
藩の秘密を守った家老の依頼を受け、一刀が実権を握る代官を討つ物語です。箱車に仕込まれた仕掛けが活躍します。
第4位:『子連れ狼 親の心子の心』(第4作)
- 公開:1972年12月30日(108分)
- 監督・脚本:斎藤武市、小池一夫
- 主なキャスト:若山富三郎、林与一(柳生軍兵衛)、東三千(お雪)、小池朝雄(徳川義直)
別式女・お雪の抹殺を依頼された一刀が、旅の途中で大五郎とはぐれます。上映時間がシリーズ最長の1本です。
第5位:『子連れ狼 冥府魔道』(第5作)
- 公開:1973年8月11日(89分)
- 監督:三隅研次
- 主なキャスト:若山富三郎、大楠道代(不知火)、大滝秀治(慈恵和上)、大木実(柳生烈堂)
柳生一族との戦いに生きる一刀が、黒田藩の陰謀に巻き込まれます。成長していく大五郎の姿も見どころです。

第6位:『子連れ狼 地獄へ行くぞ!大五郎』(第6作)
- 公開:1974年4月24日(84分)
- 監督:黒田義之
- 主なキャスト:若山富三郎、大木実(柳生烈堂)、瞳順子(柳生香織)、木村功(土蜘蛛兵衛)
土蜘蛛一族が一刀の命を狙い、琵琶湖での決戦から雪山の殺陣へと進みます。シリーズの最終作です。
第7位:入門2作ルート(時間がない人向け)
第1作 → 第2作
まずシリーズの魅力を知りたい方向けです。実は、この2作を再編集したアメリカ版『Shogun Assassin』が、1980年に公開されています。
第8位:三隅研次3作ルート
第1作 → 第2作 → 第3作
三隅研次監督が続けて手がけた、1972年の3作です。
第9位:三隅研次4作ルート
第1作 → 第2作 → 第3作 → 第5作
三隅研次監督の作品だけを選んだルートです。
第10位:完全制覇ルート(おすすめ)
第1作 → 第2作 → 第3作 → 第4作 → 第5作 → 第6作
全6作を公開順に観る、もっとも王道のルートです。
子連れ狼 見る順番早見表
| 順位 | 作品名 | 公開日 | 監督 |
|---|---|---|---|
| 1 | 子を貸し腕貸しつかまつる | 1972年1月15日 | 三隅研次 |
| 2 | 三途の川の乳母車 | 1972年4月22日 | 三隅研次 |
| 3 | 死に風に向う乳母車 | 1972年9月2日 | 三隅研次 |
| 4 | 親の心子の心 | 1972年12月30日 | 斎藤武市 |
| 5 | 冥府魔道 | 1973年8月11日 | 三隅研次 |
| 6 | 地獄へ行くぞ!大五郎 | 1974年4月24日 | 黒田義之 |
| 7〜10 | おすすめの視聴ルート | - | - |
子連れ狼を観る方法【2026年最新】

レンタルは、Prime Videoで1作ごとに利用できます(2025年5月確認)。購入は、Apple TVで1作ごとに可能です(2026年7月確認)。
テレビでは、2025年4月にBS松竹東急が全6作を放送しました。ディスクでは、全6作を収めたBlu-ray BOXも販売されています。
※配信・放送状況は作品ごと・時期ごとに変わります。観る前に各サービスで最新情報を確認してください。
子連れ狼のよくある質問
Q. 映画は何作ありますか?
A. 若山富三郎さん主演の映画は、1972年から1974年にかけて公開された全6作です。
Q. どれから観ればいいですか?
A. 第1作『子を貸し腕貸しつかまつる』からがおすすめです。各作品は依頼ごとの物語ですが、公開順に観ると流れがつかめます。
Q. 大五郎を演じたのは誰ですか?
A. 富川晶宏さんです。
まとめ:子連れ狼は公開順に全6作を
迷ったら、次の順番です。
- 第1作で、シリーズの原点に触れる
- 第2・3作で、箱車の魅力を味わう
- 第4作で、親子の絆に迫る
- 第5・6作で、冥府魔道の旅を見届ける
日本映画が誇る殺陣と、親子の物語を、ぜひ公開順にお楽しみください。