
「人間の條件を見たいけれど、全6部もあってどこから見ればいいの?」
結論から言うと、第一部『純愛篇』から公開順に見るのが最も分かりやすい順番です。この記事では、全6部を順番に並べ、7位以降には原作と小林正樹監督の関連作を紹介します。
人間の條件とは?まず基本を整理
『人間の條件』は、五味川純平の同名小説を、小林正樹監督が映画化した全6部の長編です。原作は当時ベストセラーになりました。脚本は松山善三、小林正樹らが手がけ、配給は松竹、すべて白黒作品です。
主人公・梶を演じるのは仲代達矢です。物語は1943年、戦争に反対する梶が、満州の鉱山で労務管理にあたるところから始まります。
総上映時間は約9時間半にのぼる大作です。1959年から1961年にかけて、劇場では2部ずつ、3回に分けて公開されました。ヴェネチア国際映画祭でサン・ジョルジョ賞を受賞したことでも知られます。
人間の條件の見る順番ベスト10【早見表】
| 順番 | 作品名 | 公開時期 |
|---|---|---|
| 1 | 第一部 純愛篇 | 1959年1月 |
| 2 | 第二部 激怒篇 | 1959年1月 |
| 3 | 第三部 望郷篇 | 1959年11月 |
| 4 | 第四部 戦雲篇 | 1959年11月 |
| 5 | 第五部 死の脱出 | 1961年1月 |
| 6 | 第六部 曠野の彷徨 | 1961年1月 |
| 7 | 原作小説(五味川純平) | ― |
| 8 | 切腹 | 1962年 |
| 9 | 怪談 | 1965年 |
| 10 | 上意討ち 拝領妻始末 | 1967年 |
※1〜6位は本編、7〜10位は関連作です。

1位〜2位:第一部・第二部(1959年1月公開)
1位 第一部『純愛篇』
すべての出発点です。1959年1月15日に、第二部とあわせて「第1・2部」として公開されました。ここから見始めてください。
2位 第二部『激怒篇』
第一部の直後に見ると、物語の流れがつかめます。第1・2部の上映時間は資料によって差があり、約3時間半です。
3位〜4位:第三部・第四部(1959年11月公開)
3位 第三部『望郷篇』
1959年11月20日に、「第3・4部」として公開されました。ここから物語が大きく動きます。
4位 第四部『戦雲篇』
第3・4部は約3時間です。第二部まで見たら、続けて見るのがおすすめです。
5位〜6位:完結篇(1961年1月公開)
5位 第五部『死の脱出』
1961年1月28日に「完結篇」として公開されました。完結篇の上映時間は189分です。
6位 第六部『曠野の彷徨』
全6部の最後の作品です。完結篇には高峰秀子、宇野重吉、岸田今日子らが出演しています。

7位〜10位:原作と小林正樹監督の関連作
7位 原作小説(五味川純平)
映画を見終えたあとに読むと、物語を振り返れます。
8位 『切腹』(1962年)
9位 『怪談』(1965年)
10位 『上意討ち 拝領妻始末』(1967年)
この3作も小林正樹監督の作品です。人間の條件を見て監督に興味を持ったら、続けてどうぞ。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 人間の條件は何部まであるの?
全6部です。劇場では「第1・2部」「第3・4部」「完結篇」の3回に分けて公開されました。
Q2. 順番を飛ばしてもいい?
お話は続いているので、第一部から公開順に見るのがおすすめです。
Q3. 全部でどのくらいの時間がかかる?
総上映時間は約9時間半です。2部ずつ、3日に分けて見る方法もあります。
Q4. 原作はある?
五味川純平の同名小説が原作です。
Q5. 白黒でも楽しめる?
全6部とも白黒作品です。映像の陰影も見どころです。
まとめ
- 人間の條件は、第一部『純愛篇』から公開順に見るのが基本です。
- 全6部は約9時間半。「第1・2部」「第3・4部」「完結篇」の3回に分けると見やすくなります。
- 見終えたら、原作や『切腹』など、小林正樹監督の関連作へ進みましょう。